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STREET・Fの世界に出よう!season1


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2019年07月13日

アイス

海岸へ行く道の途中は大勢の人でごった返している。
海岸へではなくライオン寺院への道に行ったために枠でしきられた別道から海岸へ行くために策の場所まで戻ろうとしていた。

路上ではここら辺でも路上にもの売りが大勢いる。


そんな子供の一人に掴まった。

何やら大小の巾着のような袋を売っている。

だが自分はその売り物に興味がない。ただあまり熱心なので、二つほど小さい入れ物を買ってあげた。


自分は目が悪いので。日本では普段メガネ、海外では昼間に限り度入りのサングラスをしている。しかしサングラスはともかく。夜の街はただでさえ暗いのにサングラスは勝手が悪い。

かと言って熱帯では熱がこもる眼鏡もあまりしたくない。

なので日本を出る時に1dayのカラーコンタクトレンズ(度入り)を利用する。

洗浄や保存など色々な手間や薬品を持つよりは、使い捨てを買って、眠くなったらその場ではずしてゴミ箱に捨てても直ぐ寝れるからだ。

なのでそんな使い捨てコンタクトレンズを日数×2(両目に入れる)持つのが旅行のスタイルだ。


最近は大量生産し安くなって、一箱30枚入りで安価で購入できる。

タイやフィリピンでもそれによって目の色を変える人も大勢いる。


青や緑などに色を変えようとは思わないが。見た目が光彩がグレーのカラコンは気に行っている。

おしゃれ等に敏感な若い女性のタイやフィリピンでは「目の色が違うね」などと声をかけてくる。


それは箱を開けるとバラバラになってしまうのでそれを入れるちょうど良い大きさの袋が必要だったからだ。


二つほど買ってあげたが。彼女としてはもっと売りたいのだろう。しかしそんな袋を持っても自分には使いようがない。


使えないものを持っても買っても意味がないのだ。

目の前の女の子は「父親が死んだ」とか色々なことを言ってくるが、そんなことは自分には関係ないし。日本にも交通遺児で学校にさえ通えない子供たちなど大勢いるのだ。

それでも買おうとしない自分に彼女は付いてきた。

しかし彼女は物乞いやストリートチルドレンではない、一応売り物があり。それによって生計を立てる一応経済活動をしているのだ。

フィリピンのストリートチルドレンのように貪欲ではない。

すると彼女は
「せめてアイスを買って」

と言い出した。冬とは言え、インドはこの時期でさえ暑い。水やアイスなどを売る業者は路上にもいる。


あまりおカネは出したくない。かわいそうだからと言って他の人が多額なお金を出すと、モラルハザードを起こす原因になっているのを自分はよく知っている。

それを知らずにさも「良いことをした」と言って自己満足に浸るのが日本の大人には本当に多い。目の前のことを片づけても新たな問題が起こることまで知らない人が多い。モラルハザードによって「自分たちが働かなくても外国人がお金をくれる」ということを当然のように思い。結局自立心を奪ってしまう。文化人類学を勉強した自分はそれをよく知っているし。そういう現場を海外でいくつも見てきている。


お金を出すのは気が引けるがアイスは時間がたてば溶けてしまうので、それを転売することはできないだろう。

アイス自体は高額でもないし、なのでアイスぐらいは買ってあげることにした。



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手に買ってあげたアイスを持っている。

こういうことをたちが悪いフィリピンなどでやると次々に子供が寄ってくるが、彼女は子供一人でいたし、暑い国で涼しい物で冷やすぐらいにはモラルハザードにはならない。


インドでは水道水も飲めないので、水も飲めないし暑い路上にいざるを得ない。しかし外に出ないと売り物も売れないのだ。

彼女はアイスを手に入れてかなり上機嫌だった。


こんなことも海外ではよくあう。しかしこんな不確定要素もツアーでは決して味わえないこと。

ツアー会社は何よりも安全を売りにしている。
「ツアーでしか海外に行けない」なのに「現地人とのつながりが欲しい」とは相反する思想との隔離だ。

そういものがあったとしたらツアーによって都合がよく用意されたエキストラだろう。
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posted by STREET・F at 00:11 | Comment(2) | 2018年 12月 インド+タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする